歯はカルシウムの一種で出来ていて酸に弱く、酸性度の強い飲食物に長く触れるほど溶けてしまうのです。
この現象を
「歯の酸蝕」といい、酸蝕によって病的に傷んでしまった歯を
「酸蝕歯」と呼んでいます。
表面が溶かされて、エナメル質が弱まると、刺激で歯がしみるという知覚過敏を生じる原因にもなります。
さらに溶けると象牙質がむき出しになり、歯がもろくなって欠けたり、歯がしみたり、
ついには歯の内部までばい菌が入って神経に炎症が起きるなど、深刻なトラブルに発展することもあります。
歯科医院では、
●歯の溶けた表面にカバーをし、歯を守る治療をします。
●溶けた表面が大きければ詰め物や被せ物の治療などをします。
●セルフケアの仕方などを説明します。
酸蝕歯は虫歯よりも、広範囲に渡るので、近年日本でも問題になってきています。
もし、上記の様な症状があったり気になることがあれば、センターはる歯科スタッフまでお問い合わせ下さい
。
「身近な飲料水の酸性度」はどうでしょうか?