2020.1.14  口内炎について

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こんにちは!
中区紙屋町にあるセンターはる歯科 受付 番本です。

口内炎がひどく痛み、食事を摂るのも困難になることは
ありませんか?
今日はそんな口内炎について
お話したいと思います

まず口内炎とは、どのような疾患なのかについてご説明いたします。

口の中やその周辺の粘膜にできる炎症の総称のことで、
口角なら『口角炎』、唇なら『口唇炎』、歯グキなら『歯肉炎』、舌なら『舌炎』などと呼ばれます。
お口の中の粘膜の、あらゆる場所にできてしまう口腔疾患で、これらをまとめて「口内炎」といいます。


種類と原因
口内炎には様々な種類がありその中の三つを紹介します。

一般的な口内炎(アフタ性口内炎)
口内炎で最も多いのがアフタ性口内炎です。ストレスや疲労により免疫力の低下、睡眠不足
栄養バランスの乱れによりできますが、はっきりとした原因は分かっていません。

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特徴:楕円形で白っぽい、食べ物がしみる2~10㎜程度
発生場所:舌・ほおや唇の内側・歯茎など
同時に発生する個数:1~3個

物理的刺激による口内炎カタル性口内炎)
頬の内側を噛んでしまった場合や
合わない被せ物・入れ歯や矯正装置で粘膜を触れてできた傷や熱傷が原因です。

特徴:粘膜が赤く腫れる、唾液量の増加、口臭や発汗等
発生場所:舌の縁、歯ぐきに多い


カンジダ性口内炎
特に入れ歯を使用している場合で、入れ歯洗浄剤を使用しない、
寝るときも入れ歯をしたままの習慣が原因となります。

特徴:綿状、点状、まだら状の膜、口腔内全体、白く軟らかい
同時に発生する個数:多くはひとつながりの病変が一つ

☆レーザー治療☆
主に、当院ではレーザーを使用します。
殺菌消炎鎮痛組織の活性化などの効果があり、痛みを緩和、治癒を早めてくれます。

予防のポイント
乱れた栄養バランス・・皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2・B6・Cを摂る

ストレス、睡眠不足・・不規則な生活習慣の改善、ほど良い気分転換を行う

口腔内が不衛生、口呼吸・・食後の歯磨きやうがいを欠かさず、
              乾燥からの雑菌繁殖をふせぐため口呼吸の習慣を改善する


口内炎は1、2週間程度で治癒しない場合は口腔がん別の病気の可能性もあります。
口内炎が長期的に消えない、または何度も繰り返すという場合や気になるようであれば、気軽に声を掛けてください。


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