2021.11.25歯牙接触癖(TCH)について②

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こんにちは!広島市中区紙屋町にある「センターはる歯科」の歯科医師 山北です。
最近急に寒くなってきましたね冬の訪れは例年より早いようです。
皆様、風邪などひかないように、あたたかくして下さい

前回は、歯牙接触癖(TCH)がどういったものかという事をブログに書きました。
今回は、では自覚がない場合、どういった症状があれば自分はTCHに当てはまるかを書きます。


自分で出来る歯ぎしりチェック
・日中、集中している時に上下の歯を当てたり、歯を食いしばっていることがある。
・朝起きた時に顎や、お口周りの筋肉がこっていたり違和感がある事がある。
・歯ぎしりしていると家族に言われたことがある。

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・下顎の内側や上顎の真ん中に骨のコブがある
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・頬や舌に歯を押し付けた跡が残っている

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・歯がすり減って短くなってきている

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・詰め物やかぶせがよく取れる

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・歯の根元が削れている
・知覚過敏の歯が多い

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・歯の表面に亀裂が多くある
・歯が縦に割れた


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・磨き残しがない方なのにグラグラの歯が多い

このように、TCHによって起こってくる症状には、ここに挙げるだけでも色々なものがあります。


例えば、歯に関しては、歯の違和感や知覚過敏、歯の痛みすら感じてしまうことがあると言われています。

全身の症状としては、あごの関節の痛み、お口が開きづらいというような顎関節症状に加え、頭痛、肩こり、首の痛みといった頭部周辺の症状が主に知られています。

お口周りの筋肉をリラックスさせるのが良いですが、なかなか難しいときもあります。
そういう時、次に挙げる『あいうべ体操』という運動療法は、お口周りをリラックスさせてくれるので良いですよ。また、オーラルフレイル予防にも良いです
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