2021.2.1歯が着色しやすい食べ合わせ、歯を白く保ちやすくする食品

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こんにちは!広島市中区紙屋町にある、センターはる歯科の歯科医師 山北です。

 

白く綺麗な歯って健康的で、若く、審美性もあり、良いですよね

当院では、審美歯科治療や、ホワイトニングに関心を持たれる患者さんも多いので、

今回は白い歯を保つために気を付けられる予防策についてまとめました。

 

 

 

 

①着色性食品(色が付きやすい)

コーヒー、緑茶、紅茶、赤ワイン、コーラ、ソース、ケチャップ、キムチ、ブルーベリー、カレー、色の濃いうがい薬(イソジンなど)

 

⓶着色性補助食品(歯の表面を溶かす)

アルコール飲料、スポーツドリンク、炭酸飲料(コーラなど)、青いバナナ、クエン酸、柑橘類などは着色性補助食品に分類され、摂取することで歯が着色しやすくなり黄ばんでいきます。

 

食べ合わせには要注意

着色性食品着色性補助食品を同時に摂取することでさらに着色しやすくなります。

 

着色性食品とは「それ単独では歯が着色することはないが、着色性食品と一緒に食べることで歯の着色を強めてしまう食品」の事を言います。

 

着色性補助食品は「お口の中を酸性にさせる事で歯の表面が溶け、その結果、着色性食品の着色を助長」してしまいます。

 

また、タバコは食品ではないですが、ヤニが付く事で知られています。タバコを着色性補助食品を同時にとる事で、歯の表面が溶けた状態で黄ばみが歯の内部に浸透しやすくなります。

 

ホワイトニング後24時間以内は着色しやすいです。ホワイトニングは、歯の表面にあるペリクルというタンパク質の保護膜を汚れとともに取り除きます。

歯の表面が一枚はがれ、エナメル質がむき出しの状態になると、歯に着色しやすい状態になるので、直後は気を付けなければならないのです。

 

 

 

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今度は、逆に歯を白く綺麗に保つために良い食品を挙げてみます。

 

①歯を白くする食品

 

パパイヤ

パパイヤにはパパインという成分が含まれていて、これはタンパク質を分解する働きがあり、歯に付いた汚れを落としてくれます。パパインは成熟したパパイヤにはあまり含まれていません、完熟前の青パパイヤに多く含まれます。

 

パイナップル

ブロメラインという蛋白質分解酵素があり、歯垢を除去してくれる作用があります。パイナップルを食べたときに舌がピリピリする感じになるのは、舌の表面についたタンパク質が取れるためで、この効果で舌苔を取ることもできます。

 

イチゴ、リンゴ、梨

リンゴ酸(有機酸の一種)を多く含むこれらの食品は、ピーリング剤に使われる成分で、歯の黄ばみ、色素沈着防止に一役買ってくれるかもしれません。

 

 

⓶繊維のある食品

噛みごたえがある繊維のある野菜はしっかり噛む事で唾液の分泌を促し、唾液の自浄作用でお口の中に汚れが付きにくくなります。噛みながら歯の表面の汚れを掻きとる作用もあります。セロリ、ニンジン、ゴボウなどです。

 

ブロッコリー

ブロッコリーに含まれている鉄分が、エナメル質表面に酸に強いバリアの膜を作るので、歯

を守ってくれます。

 

歯の着色だけでなく、口の中全体を健康に保つために、「食後に残渣が歯にこびりつかない食べ物」「良く噛む事で、唾液の分泌を促す食べ物」を意識することが大切です。

 

また、食事バランスによって身体の健康、お口の健康は保たれています。着色の為に特定の栄養素をとらない事は不可能なので、とられた後、お口をゆすいだり、お水を飲んだり、歯磨きなどして気を付けるだけでも違います

 

なお、当院では、歯の美白効果のある歯磨剤もありますので、気になる方は当院スタッフまで、お問い合わせください。

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