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スタッフブログ
2020.11.01 2歳半までに決まる虫歯リスクについて
こんにちは、広島市中区紙屋町にあるセンターはる歯科 衛生士村上です。
今年はコロナの影響もありお子さんの歯科検診もお近くの医療機関で受けることになっています。
そこで今回は、将来お子さんが ❝虫歯になりやすいか❞
❝虫歯になりにくいか❞
のお話をしていきます。
虫歯体質はどのように決まると思いますか?
それは、お母さん、お父さんやご家族の方からです!
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態です。
大人の箸やスプーン、食器の使いまわしや、
食べ物の口移しによって赤ちゃんの お口の中は
感染していくのです。
その虫歯菌の主な感染が決まるのが、
2歳半ぐらいと言われています。
なかでも虫歯菌がうつる確率が高いのが、生後19カ月~31カ月(平均26カ月)
の間です。
その期間を感染の窓
といいます。
いつかは虫歯菌が感染しますが
その時期が一番重要となり、
虫歯菌がうつるのが遅くなればなるほど
虫歯になりにくいのです
一度、虫歯菌が定着してしまった口の中は
虫歯の確立が高くなり、生涯虫歯に悩まされる可能性があります。
2歳半で一生の菌バランスが決まるんですよ
スウェーデン・イエテボリ大学が研修して発表した医学的な学説で
‷2歳までに虫歯菌の感染が無かった子供が4歳になった時の虫歯の本数は0.3本でした。
一方で2歳までに虫歯菌の感染があった子供が4歳になった時は、虫歯の本数は5本もあり‴
なんと虫歯の本数に16倍の差があった
のです。
*感染を遅らせるポイント*
①お母さん、お父さんやご家族の方は歯科医院で虫歯の治療をして虫歯菌の数を減らし定期的なクリーニングをする
②お箸やスプーンを共有しない、咬み与えないで感染を防ぐ
③砂糖が入った食べ物(おやつ)飲み物を控える
④100%キシリトールやプロデンティスを食べて虫歯菌を減らす
⑤スキンシップは、ほっぺたなど口以外にする
もちろん毎日のハミガキは前提
のことです!!
しかし、日々の家事、育児の忙しさや兄弟環境などで
難しいこともあると思います 。
まずは理解をしていただいて、出来るところからしてみて下さい♪