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2021.04.25フッ素の使い方合っていますか?
こんにちは!中区紙屋町にあるセンターはる歯科衛生士村上です。
突然ですが、今お使いの歯磨き粉のパッケージを見てみてください!
何ppmと記載されていますか?その濃度と使用量で使い方が変わってきます。
まず、虫歯の予防法は大きく分けて3つあります。
一つはフッ素入り歯磨き剤の利用、二つ目は砂糖の摂取量を減らすこと、三つ目は予防填塞です。
今日はその中のフッ素の重要性についてお話していきます。
そもそもよく耳にするフッ素とはなにかご存知でしょうか?
フッ素とは 海水、食べ物やお茶にも含まれている天然のミネラル成分です
【歯に対するフッ素の効果】
1. むし歯菌が出す酸に対して強い歯をつくります
2. 歯の再石灰化を促進する作用があります
3. むし歯菌などの細菌が歯を溶かすのを抑制します
【フッ素塗布をすることで体への影響は…?】
ほとんどないといわれています! しかし、フッ素を一度に過剰に摂取してしまうと、急性中毒(下痢、嘔吐、腹痛、昏睡など)が現れることがあります。慢性中毒としては骨硬化症や歯のフッ素症があります。科学が進歩していなかった頃は毒物は少しでも入っていてはいけないという、毒物ゼロ志向、リスクゼロ志向が強かったですが、科学が進歩して定量化が進むと、毒物でもある程度の量であれば健康の増進に役立ち、かつ、障害を起こさないことがわかってきました。痛み止めも毒ですが、量をコントロールすることにより薬として働きますよね。フッ化物を上手に使うことによって健康の増進が図れるのです!【フッ素の量】
日本で定められている量は最も高濃度で1500ppmです.
年齢によって適切な量と濃度が違うので注意しましょう( ..)φメモメモ
・生後6カ月~2歳
研磨剤のフッ化物濃度:500ppm
使用量:切った爪程度の少量・3~5歳
研磨剤のフッ化物濃度:500ppm
使用量:5mm以下
・6~14歳
研磨剤のフッ化物濃度:1000ppm
使用量:1cm程度
・15歳以上
研磨剤のフッ化物濃度:1000~1500ppm
使用量:2cm程度
当医院では年齢に合ったハミガキ粉やフッ素ジェルを取り扱っています。
それぞれお口の状態が違うので、合う歯磨き剤も異なります。
ご自身に合ったものを選ばせていただくのでお声かけ下さい (^^)/