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スタッフブログ
2021.7.17レントゲン被ばく量
こんにちは。中区紙屋町にあるセンターはる歯科 衛生士上川です。
梅雨もあけ暑さが厳しくなってきましたが皆さん熱中症対策はできていますか?
まだまだマスク必須の毎日なので熱中症対策には気をつけて下さいね^^
歯科治療でレントゲン検査を行うことがよくあります。
レントゲン検査での放射線量はどれくらいだろう?
広島ではよく耳にする言葉ですから心配される方も多いです。
私たちは普段自然界から微量の放射線をあびています。
「自然放射線」といって、年間に被ばくする量は日本平均で1.5~2.4ミリシーベルトと言われています。
対して歯科医院で撮影するパントモレントゲン検査(お口全体がうつるレントゲン)は
約0.03ミリシーベルト。部分的な小さいレントゲン検査は約0.01ミリシーベルトと微量なので安全です。
撮影するときには放射線防止に鉛が入った放射線と通さない防護エプロンも着用します。
当院ではレントゲン検査はデジタルを採用していますのでアナログのものに比べて放射線量も少ないです。
歯の治療に必要なレントゲン検査はなにを診ているのでしょう?
「前もとったのにまたとるの?」「本当に必要なの?」
皆さん疑問に思ったことあるのではないでしょうか。
◎虫歯の状態
レントゲン検査は虫歯の進行具合、詰め物やかぶせ物の下の虫歯の有無がわかります。
歯と歯の間にできた虫歯やかぶせ物の下にできた虫歯は肉眼だと確認できないこともあります。
それがレントゲン検査は90%の確率で発見できます。
◎骨の状態
歯周病は歯を支える骨がとけてなくなる病気です。レントゲン検査をすることで歯周病の進行具合がわかります。
慢性的な病気なので定期的に撮影し比較する必要があります。
◎根の状態
根の形や神経があるかどうか、根の先に膿(うみ)がたまっていないか。根が割れていないか。など、
根の先に問題があり、感染や炎症があると病態がわかります。
◎かぶせ物や詰め物の適合状態
かぶせ物の下に段差や隙間がないか確認できます。
段差や隙間から二次虫歯になることも大変多く、かぶせ物を外して目視することもできますが
レントゲン検査で不必要に外す負担がなく内部を確認できます。
撮影したレントゲンは皆さんにもわかりやすく説明いたします☆
疑問点などありましたら遠慮なくご質問ください^^