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2022.3.15 入れ歯が落ちる、外れる原因

こんにちは、センターはる歯科、歯科技工士の上本です。今回は、入れ歯をお使いの方の悩みに多く聞く「落ちてくる、外れる」について考えてみましょう。入れ歯が落ちてくると食事がしにくいだけでなく、人と話すときも気になってしまいますね。

では、どのような原因があるのでしょうか。

入れ歯が落ちる、外れる原因入れ歯が落ちる外れる原因は、部分入れ歯なのか、総入れ歯なのかによっても違ってきます。

《部分入れ歯が外れる原因》

1.金具があっていない 部分入れ歯は、残っている歯に「クラスプ」と呼ばれる金具をひっかけて入れ歯を安定させます。ですが着脱を繰り返すうちに、クラスプがだんだんと開いて緩くなり、入れ歯が動きやすくなってきます。

2.金具のひかかる歯自体がグラついている 部分入れ歯の金具がかかる歯が歯周病などでぐらついてくると、入れ歯もそれに合わせて動いてしまいます。

《総入れ歯が落ちる、外れる原因》

1.入れ歯が小さすぎる 総入れ歯の場合の安定は、粘膜にいかに吸着するかによってきまります。そのため、入れ歯が粘膜を覆う面積が小さいと、吸着力が弱くなり、外れてしまう原因になります。

2.入れ歯が大きすぎる 入れ歯が大きすぎても外れる原因になります。入れ歯が大きすぎて粘膜の動く部分に乗ってしまっていると、口を動かすたびに入れ歯も動いて外れてしまう原因になります。

3.噛み合わせに問題がある お口の中のどこか一か所でも嚙み合わせが悪いと、咬んだ時にバランスが崩れて外れてしまう原因となります。

4.歯茎がやせて合わなくなる 歯を失って年月が経つにつれ、顎の骨が吸収され、瘦せていきます。歯茎も同時に痩せてしまうので、入れ歯を作った頃とは粘膜の形が変わり、合わなくなってきて入れ歯が外れやすくなります。

5.唾液の減少 入れ歯と粘膜を吸着させるのに唾液は大きな役割

など、人それぞれ必ず何か原因があります。

特に入れ歯を作ってから何年も経っている方は、一度歯医者で入れ歯の具合を診てもらった方がいいでしょう。

当院では十分に時間と手間をかけてオーダーメイドの義歯(入れ歯)を作成しています。

入れ歯でお悩みの方はぜひご相談ください。