ブログ

CAT01

2023.3.1. 噛むことの大切さ

こんにちは。中区紙屋町にあるセンターはる歯科クリーンスタッフの戸谷です。

厚生労働省が提唱するひと口30回噛むことを目標にした「噛ミング30運動」を皆さんはご存知ですか?

食べ物を30回以上よく噛んで食べることにより、身体と心の栄養となり、歯と口の健康づくり窒息予防につながり

さらに五感で味わうことができます。

ひと口で30回噛むということは意外と難しいものですね。

日本人の主食は、平安時代から戦前までは米や麦。おかずは魚や野菜を食べていました。
一度の食事時間はおよそ20~30分。噛む回数は1500回くらいだったそうです。
更にさかのぼり、弥生時代では、木の実や干し物類を食べ、一度の食事時間はおそよ1時間。
噛む回数は、な、なんと3900回!
これに対して現代は加工品や欧米化の食事が多くなり、一度の食事で噛む回数は620回くらい。
弥生時代の6分の1となっているのです。
弥生時代の人はアゴがしっかりとして、歯並びも美しく揃っていたようです。

歯ごたえのあるものを多く噛むと唾液が分泌されて、口の中の環境が良くなります。
その上、認知症防止、メタボ防止、そして健康維持へと繋がるのです。
皆さんもひと口で30回噛む!一度ためしてみてくださいね。