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スタッフブログ
2025.3.25 顎の不具合(顎関節症)はありませんか?
こんにちは!広島市中区紙屋町にある「センターはる歯科」の歯科医師 山北です。

ところで皆さんは、『顎関節症』という言葉をきいたことがあるかもしれませんが、どんな病気か知っていますか?
歯科医院では、顎の不具合(関節症)を診させていただいています。


顎関節症は、顎の関節や顎を動かす咀嚼筋に異常が起こり、上記のような症状が現れる病気です。疫学調査の結果から、顎に何等かの症状を持つ人は全人口の7~8割に上がるとされていて、このうち病院で治療を受けている人は7~8%です。



顎関節の治療法
・セルフケア
痛みがある時は、硬い食べ物をさけたり、顎に負担をかけないようにします。最も大事なのは、TCH(歯牙接触癖)に気付きそれを減らす事です。上下の歯が接触していたら、歯と歯を1~2mm離すというのを、1日に何回か意識して行うようにして下さい。
・スプリント(マウスピース)治療
夜間TCH時に、顎関節に直接負担がかかるのをさける為、クッションの役割をするマウスピースを装着してお休みいただきます。
・理学療法(顎関節のマッサージやストレッチをする)
顎関節周囲の硬くなった筋肉をほぐします。
・(不適合修復物の作りかえなどの)嚙み合わせ治療
まずは、TCHなどのセルフケアを徹底して行った後、必要に応じて行います。
このように、顎関節症といっても、様々です。
当院では、症状をお聞きし、原因を探り、それに合った治療をしています。
顎に症状があったり、顎関節症かも?と思ったら、当院スタッフまでいつでもご相談下さい。

