ブログ
CAT01
スタッフブログ
2025.7.20. 歯の詰めものの寿命はどれくらい?

こんにちは、センターはる歯科、技工士の上本です。
みなさんは、お口の中にある補綴物(詰め物、被せ物)は入っていませんか?
歯科医院で詰め物を付ける治療をした後、何年か経過して詰め物が外れた経験はありませんか?歯の詰め物や被せ物は劣化します。そのため、治療後時間が経過して不都合が起きた場合は、歯科医院での再治療が必要になります。しかし日々のケアや嚙み合わせに状態によって大きく左右されるため定期的な歯科検診で状態を確認することが大切です。今回は、補綴物の(詰め物、被せ物)の寿命、寿命を縮める原因、長持ちさせる方法について説明します。
■補綴物の種類と寿命の目安
・詰め物(インレー)
金属(銀歯など) 約5~6年
・被せ物(クラウン)
金属の被せ物 約5~10年
セラミックの被せ物 10年以上持つことが期待 されています。
・ブリッジ
一般的には、7~10年の寿命があります。

■補綴物の寿命を左右する要因

・素材:素材によって耐久性がことなり、金属は比較的長持ちする傾向がありますが、セラミックはより審美性にも優れ長寿命が期待できます。
・嚙み合わせ:強い噛み合わせや歯ぎしりは、補綴物の劣化を早める可能性があります。
・使用状況:食事の内容や生活習慣によって補綴物の負担は異なります。
■補綴物を長持ちさせるためのポイント
・丁寧な歯磨き:補綴物の周囲を丁寧に磨き、プラークや食べカスを取り除くことが大切です。
・定期的な歯科検診:歯科医師による定期的なチェックで、早期に問題を発見し、適切な処置を受けることが重要です。
・ナイトガードの使用:歯ぎしりや食いしばりの癖のある場合は、ナイトガードの使用をすることで、補綴物への負担を軽減できます。

今回は、補綴物の寿命についてお話させていただきました。
当院では耐久性の高いセラミック治療の取り扱いもございます。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
