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2025.08.01定期的に歯科を受診していると総医療費が減る?

こんにちは!広島市中区紙屋町にある「センターはる歯科」の歯科医師 山北です。今回は歯科検診と医療費の関係についてお話していきます。

下図(トヨタ関連部品健康保険組合と豊田加茂歯科医師会の共同調査から引用)は、年に2回以上(歯石除去などで)定期的にメインテナンスを受けている人602人の総医療費を調べたものです。

歯科の定期検診(メインテナンス)を受けている人は、年間の総医療費が低くなる傾向があることがわかります。

定期受診を行っていた場合、年間2万円程の医療費がかかることもあり、48才までは総医療費が平均的な医療費を上回っています。ところが、49才を過ぎると逆転し、平均を下回る結果になりました。そして65才では年間の総医療費が20万円以下となり、平均となる35万円を15万円も下回ることがわかります。

また、図2(H25.香川県歯の健康と医療費に関する実態調査より引用)のような調査結果もあります。

トヨタ部品関連健保組合は、「歯が悪いと欠損が増えて歯並びが悪くなったりすることで、食事が偏り栄養バランスがとれなくなる。それが糖尿病や、肩こり、骨粗鬆症などを招き、体全体の健康に影響するから医療費が高くなる」と分析し、次のように結論付けました。

8020達成者(80才以上で20本以上残存歯ある人)の医療費は、そうでない人の1/5と言われています。

平成29年度の厚生労働省の調査によると、生涯医療費の平均は、男性で2622万円、女性で2831万円、男女の平均については2724万円とのことでした。「生涯医療費」とは、一生の中で発生する医療費の総額のことです。健康保険が3割負担の人では、医療費の自己負担額の男女平均は、817万円となっています。

70才以降で残存歯が多くあり医療費があまりかからないと、結果として生涯医療費もあまりかからないといえます。40代後半から、健康と医療費に差が出てきます。ご自身の健康のためにも歯科医院で定期検診を受けられることをおすすめします。