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こんにちは。中区紙屋町にあるセンターはる歯科　衛生士上川です。

皆さんはお口の中、唾液で潤っていますか？

マスクの中でお口がポカンとあきっぱなしで乾燥していませんか？

口腔乾燥（ドライマウス）とは色々な原因で唾液分泌低下による口腔内が乾燥状態になることをさします。

【ドライマウスの症状】

・お口が乾燥して水をよく飲む

・お口の中がネバネバする

・舌がひりひりしていたい

・入れ歯が擦れて痛い

・渇いた食べ物が食べにくい

・口臭がある

思い当たることはありませんか？

口腔乾燥はお口の中の様々なリスクも高めてしまいます。

〇虫歯になりやすくなる

〇歯周病になりやすくなる

〇歯に着色が付きやすくなる

〇口呼吸の場合、歯並びが悪くなることがある

口腔乾燥は唾液が減った状態です。

唾液には初期虫歯と治そうとする力やばい菌を抑える効果があります。

これらの作用も唾液が減ることで低下し、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。

歯の表面は濡れていることで汚れも付きにくいので

乾燥していると前歯など着色しやすくなってしまします。

口呼吸の場合、唇が外側から歯を内側へ押す力が不足するので歯並びにも影響します。《口腔乾燥を防ぐには》

１.十分な水分補給をする

２.口唇にはワセリンやリップクリームを塗り保湿する

３.できるだけ鼻呼吸をする

４.唾液が出やすいようにマッサージする

５.口腔保湿剤を使用する

◇マッサージをしよう◇

・あいうべ体操

口の周囲の筋力が低下している時に行う口の筋力トレーニングです。

１日３０回行うことで舌力をつけ口呼吸を防ぎます。

・唾液腺マッサージ

唾液腺を刺激することで唾液を出やすくします。

下図を参考に行いましょう。

◆◆口腔保湿剤の紹介◆◆

当院では口腔保湿剤「バイオティーン」を取り扱っております。 お口に潤いを与えるジェルになります。 清潔な指や綿棒に適量(1-2㎝)とり、お口の中に含み、舌でまんべんなく塗り広げます。 一日に何度も使用できますので乾きが気になった時にご使用下さい。

口腔乾燥はお口の健康に様々な影響をもたらせます。

乾燥を防ぶためにマッサージや保湿剤を利用しお口の健康を保ちましょう。