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スタッフブログ
2023.09.25 歯科治療と肝臓病(肝炎・肝硬変・肝がん)
こんにちは!
広島市中区にあるセンターはる歯科の番本です。
歯医者に初めて受診されるときに肝疾患(脂肪肝・肝炎・肝硬変・肝がん)
はありますか?と聞かれたこと
はありませんか?
これは、歯科治療において様々なリスクが伴うからです。
・肝臓病とは?
歯科理療でのリスクとは?
①ウイルス感染
ウイルス性肝炎には急性、慢性、劇症型などの病態があり、感染力を持つものもあります。
特にB型とC型は強い感染力を持ち、ウイルスが血液や唾液などの体液に含まれているため、
歯科治療で接触による感染リスクがあります。
感染対策を日々徹底していますが、ウイルス肝炎を患っている方が自己申告して頂くことで、
治療内容に反映させますので、ご協力お願いします。
②止血がしにくく傷が治りにくい
肝臓機能の低下で、抜歯時などの出血が止まりにくくなったり、感染を起したり、傷が治りにくくなります。
③薬が効きすぎる
肝臓の解毒作用や代謝機能が落ちてしまうため、抗生物質や鎮痛剤・麻酔薬などの薬物が効きすぎたり
体内から抜けずに副作用が出たりすることもあります。逆に服用する薬の種類によっては肝機能に影響を与え、肝臓の状態を悪化させることもあります。
少しでもリスクへの対応ができるよう肝炎で治療中の方、あるいは以前に肝炎の治療を受けた方は受診される際には安全で安心な歯科治療の計画を立てるためにも患者さんからの自己申告が大切になりますので、宜しくお願い致します。