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2024.2.1. スプーンやアルミ箔を噛んだ時にピリっとした経験ありませんか?

こんにちは。中区紙屋町にあるセンターはる歯科 クリーンスタッフ佐々木です。

皆さんはスプーンやアルミ箔を嚙んだ際にピリッとした経験ありませんか?

これはガルバニックショックという現象でお口の中に歯科金属があると、

異種金属同士が唾液を介して接触することで電位差が生じ、ガルバニー電流というものが発生し、

このような嫌なピリッとした感覚が起こります。

(小さい頃チョコレートと一緒に間違って銀紙を食べてしまいキーンとした経験ある方、いらっしゃいますよね^^)

この電流、ピリッとするだけでなく微弱な電流により、自律神経の乱れといった身体への悪影響

を及ぼすこともわかっています。

お口の中は、嚙み合わせによる金属の摩耗や、金属同士が触れ合うことで

金属イオンが溶け出しやすい環境にあります。溶け出した金属イオンは体内に蓄積される

ので、金属アレルギーの方は特に要注意です。

この電流は、金属同士が触れ合うことがなくてもお口の中で発生することがあります。

なぜ? ➡お口には唾液があるからです。

小学校の理科の時間、お水が電流を通すことは習いましたね。

お水(唾液)がある場所は電流は流れることができるのです。

そのため右上と左下に金属の被せ物があった場合、かみ合って触れ合ってないけど

ガルバニック電流が発生する可能性があります。

お口の中に1つしか金属の被せ物がないから大丈夫。と安心したあなた。

やっかいなことに1つしか金属が入っていない場合にも、起こり得ることがあります。

アレルギー体質の方はもちろんのこと、体への悪影響を及ぼす金属への不安は金属を使わない治療(メタルフリー)

をオススメします。

審美性はもちろん、体への悪影響を及ぼす材料は使わず治療できます。

形や場所によって金額は異なりますので医院でご相談ください☆