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2025.3.1. マウスピース矯正前の精密検査って何するの?

こんにちは!広島市中区紙屋町にあるセンターはる歯科の歯科衛生士の檜垣です。

皆さんは最近流行りのマウスピース矯正について聞いたことはありますか?

マウスピース矯正とはマウスピースを1日20時間以上装着し、1~2週間ごとに交換し歯を動かしていく矯正のことです。

食事と歯磨きの際には、マウスピースを外すことができるうえに、透明で目立ちにくく、痛みもワイヤーより少ないと言われています。

今日はそのマウスピース矯正前の精密検査についてお話します。

マウスピース矯正における精密検査

当院では矯正相談(無料)をさせてもらった後に、

当院での矯正治療が可能かどうかを診断したり、歯並びやかみ合わせの状態を把握し、皆様に合わせた治療計画を立て、デジタルでの皆様の矯正シュミレーションを作製し、了承を得られたら精密検査(9800円税込)をさせてもらっています。

精密検査にはパノラマレントゲン、側面セファロ、歯科用CT、口腔内写真、顔面写真、口腔内スキャン(デジタルでの画像作成)などの計6つの検査があります。

 ↑実際の矯正シュミレーション

パントモレントゲン

歯や顎の全体像を正面から2次元的に撮影するレントゲンです。歯科に通ったことがある方なら一度は見たことあると思います。

このレントゲンでは歯の位置や数、歯の根っこの長さや形、顎の骨の状態、歯周病やむし歯の有無を確認することができます。もし歯周病やむし歯が見つかった場合は、その治療を含めて矯正治療計画を立てていきます。

側面セファロ

90度真横から2次元的に撮影するレントゲンで頭の骨に対する上顎の骨や、下顎の骨の前後的な位置、上下の歯の位置・傾斜などがわかります。

この検査により、出っ歯や受け口の原因が顎か歯なのかがわかります。

歯科用CT

歯科領域用に開発されたCTで、歯や顎の骨の全体像を三次元的に撮影します。

この検査では顎の骨の厚みや、埋伏歯(骨の中に埋まっている歯)の三次元的な位置がわかります。

口腔内写真

お口の中の正面、左右側面、かみ合わせの面を撮影し、歯の形態や歯の並び、かみ合わせの状態の確認をします。

治療経過の記録や、治療前後のビフォーアフターなどにも使用します。

顔面写真

正面と側面の顔面規格写真を撮影し、顔の形やバランス、左右対称性、および口唇閉鎖時(唇を閉じた時)の顔の筋肉の緊張などを確認します。

口腔内写真と同じく、治療経過の記録治療前後のビフォーアフターなどにも使用します。

口腔内スキャン

口腔内スキャナーを使用して、デジタルでの画像作製をします。

小さいカメラをお口の中にいれてスキャンしていくので、従来の苦しい型取りは必要ありません。

スキャンした模型を見ながら、実際の歯1本1本の大きさや形の計測、歯列弓(前歯の先端から奥歯にかけての曲線)の幅、現在のかみ合わせなどを確認します。

精密検査にかかる所要時間・料金

精密検査にかかる時間はおよそ1時間前後です。

精密検査料金は9800円(税込)となります。クレジットカードでのお支払いも可能です。

矯正に興味がある方、歯並びが気になっている方は無料で矯正相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお声がけください(⌒∇⌒)