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2026.06.01 歯を失ってしまったら?!

こんにちは、広島市中区紙屋町にある医療法人センターはる歯科の歯科医師 地守です。

「大切な歯を失ってしまった…」「抜歯が必要と言われてショック…」 そんなお悩みを抱えていませんか?

歯を失った際の治療法にはいくつか選択肢がありますが、今回はその中でも最も歴史が古く、多くの方に選ばれている「義歯(入れ歯)」について、歯科医師の視点から詳しく解説します。

意外と知らない?義歯の長い歴史

実は、人類と義歯の付き合いは驚くほど長いのです。

A
B
C
  • A 古代: 紀元前、エトルリア人(現在のイタリア付近)が動物の歯や金を使って義歯のようなものを作っていた記録があります。
  • B 日本: 室町時代末期にはすでに木製の「木床義歯」が存在していました。特に江戸時代の日本の義歯技術は世界最高水準だったと言われ、仏師(仏像を作る職人)が精巧な入れ歯を作っていたそうです。
  • C 現代: プラスチック(レジン)だけでなく、金属や柔らかいシリコンを使用した物など、見た目も噛み心地も格段に進化しています。

このように、義歯はいつの時代も「もう一度食べる喜びを取り戻したい」という人々の願いを叶えてきた治療法なのです。

義歯(入れ歯)を選ぶ大きなメリット

インプラントやブリッジなど、他にも治療法はありますが、義歯には義歯にしかない魅力があります。

1. 身体への負担が少ない(手術が不要)

インプラントのように顎の骨を削る手術が必要ありません。持病がある方や、高齢の方でも安心して受けられる「身体に優しい治療」です。

2. 適応範囲が非常に広い

1本だけ失った場合(部分入れ歯)から、すべての歯を失った場合(総入れ歯)まで、あらゆるケースに対応可能です。

3. 取り外してお手入れができる

ご自身で取り外して丸洗いできるため、お口の中を清潔に保ちやすいのが特徴です。残っている他の歯へのケアもしやすくなります。

4. 見た目のボリュームを補える

歯だけでなく、痩せてしまった歯茎のボリュームも補うことができるため、口元のシワを伸ばし、若々しい表情を作る効果も期待できます。

治療法の比較表

それぞれの特徴を簡単にまとめました。

治療法手術の有無噛む力周囲の歯への影響保険適用    
  義歯(入れ歯)なし30~40%少ないあり(自費も可)
ブリッジなし60%以上両隣の歯を削るあり(自費も可)
インプラントあり90%以上なし原則なし(自費)

「入れ歯は痛そう、外れそう」というイメージをお持ちかもしれません。しかし、現在の歯科医療では、精密な型取りや噛み合わせの調整によって、驚くほど快適な義歯を作ることが可能です。

また、保険診療だけでなく、「金属のバネが見えないタイプ(ノンクラスプデンチャー)」や「薄くて違和感の少ない金属床」など、自費診療(自由診療)の選択肢も豊富にご用意しています。

歯を失ったままにしておくと、隣の歯が倒れてきたり、噛み合わせが崩れて全身の健康に影響したりすることもあります。「まずは相談だけ」でも構いません。 私たちと一緒に、あなたにぴったりの方法を見つけていきましょう。 お口のお悩みは、センターはる歯科までお気軽にお問い合わせください。